DATE: 2019-12-06

杉並弦楽合奏団 第65回定期演奏会(セシオン杉並)









明日12月7日(日)にセシオン杉並にて、杉並弦楽合奏団による定期演奏会が行われます。
















午後13時30分開場、午後14時開演
午後の16時まで行われる予定です。


先着560名、鑑賞料は無料です^0^





曲目は

・芥川也寸志「弦楽のための三楽章」

・モーツァルト「交響曲第29番」

・ハイドン「交響曲第27番」

・バーバー「アダージョ」










本日は演奏会の曲目である4曲の作曲家について調べてみました( > ω δ )o







Wikipedia参照




芥川也寸志は小説家芥川龍之介の三男として生まれました。
「弦楽のための三楽章」は1953年に作曲された弦楽合奏曲です。
この曲はNHK交響楽団常任指揮者のクルト・ヴェスの依頼を受けて作曲を開始し1953年10月に完成しました。
1955年には、ワルシャワ音楽賞を受賞しています。






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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年1月27日ザルツブルクで七番目の末っ子として生まれました。
モーツァルトはソナタ形式に豊な色付けと楽しさを与え、そのメカニズムから固さを取り除いたのです。
天才ならではの流れるような優雅な旋律、しかもそれがやや断片的に現れながらも、けっして散漫になりません。
そして副主題らしきものを多く出しながらも、微妙で不規則で多様性に富む旋律様式を生み出す巧みさは、その反面、構成的、論理的には脆さを見せることもないではありません。
しかし、モーツァルトはそれをその天才的な能力で見事に縫合し、その脆弱性を逆に利用して、音楽的な情緒性を盛り立てるのに成功しました。





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フランツ・ヨーゼフ・ハイドンは1732年に当時のハンガリー王国領との国境に位置したニーダーエスターライヒ州ローラウ村に生まれました。
生涯の大半はエステルハージ家に仕えていて、そのために作られた曲の多くあります。
古典派を代表するオーストリアの作曲家で数多くの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれています。
古典主義音楽の中心的な課題ともいうべきソナタ形式と、それを含むソナタという形式を確立しました。







蛇足ですがハイドンが古典主義音楽の形式性を整え、同じころモーツァルトはそれに情緒を加える工夫をしました。この2つの基盤の上に立ってベートーヴェンは名実ともに古典主義音楽を完成させました。







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サミュエル・バーバーは1910年アメリカのペンシルべニア州ウェストチェスターで生まれました。
「弦楽のためのアダージョ」はバーバーが弦楽合奏のために作曲した楽曲です。
バーバーのアダージョとも呼ばれ弦楽四重奏曲作品11の第2楽章より弦楽合奏用に編曲されたものです。
すすり泣くような旋律、中間部終わりの激しく突き上げるよ慟哭のようなクライマックスで知られているそうです。
アメリカでこの曲が有名になったのは、ジョン・F・ケネディの葬儀で使用されたことからです。
そのため個人の訃報や葬送、惨事の慰霊祭などで定番曲として使われるようになったそうです。しかしバーバー自身は生前「葬式のために作った曲ではない」と不満を述べていたようです。」








いかがでしたでしょうか。







曲ができた軌跡、音楽家の思い、そして時代背景。
曲には様々なものが込められています。




国や時代が違えばその数だけ新たな曲ができ、進化してきたのです。




普段音楽とは無縁なスタッフでしたがこれを機に様々なジャンルの音楽を聴いてみようと思いました。







弦楽器だけにとどまらず生で楽器の演奏を聴く機会はめったにないかと思います。非日常を取り入れることで私生活に新たな風を吹き込んでみるものいいかもしれませんね。









Wikipedia、ヤマハ|ハイドンとモーツァルト-古典主義の音楽
ウィーン・モーツァルト・コンサート
杉並区公式HP   参照