DATE: 2020-12-27
便利で疲れないお部屋探し⁉チャットボットによる新しい探し方
「チャットボット」をご存じですか?
言葉は聞いたことがない人も、チャットボットを利用したサービスを実際に使ってみると「簡単だし、便利!」と感じるはず。
最近、不動産業界でも、ユーザーにとってメリットの多いチャットボットは積極的に導入されています。
この記事では、チャットボットについて、お部屋探しに使うと効率が良い理由や、チャットボットの種類などをお届けします。
毎日のようにニュースで話題にのぼるAIも、チャットボットも、すでにさまざまな生活シーンで便利に活用されています。
「ちょっと難しいもの」とイメージされがちですが、知ってみると、とても便利で身近なものに感じられるのではないでしょうか。
チャットボットとは、「チャット(chat)」と「ロボット(robot)」が組み合わさった言葉です。
“チャットで会話するロボット”と言えば、イメージしやすいですね。
しかし、人型のロボットではなく、プログラムのことです。
設定された回答から選んで会話をするものや、会話の記録を蓄積してより自然に対応する「ログタイプ」と呼ばれるものなどがあります。
ユーザーとロボットは、主にテキスト形式のチャットによって会話をやりとりします。
一方、頻繁に耳にする「AI(人工知能)」は、「Artificial(人工的な、人造の)」と「intelligence(知性)」の頭文字をとった略語です。
簡単に言えば、人間の脳の仕組みをコンピューターで模したソフトウェアやシステムを指します。
近頃では、ログタイプに人工知能を搭載し、履歴から学習を積ませ、さらに自然な会話ができるように研究がされています。
たとえば、企業のサイトを訪問したとき、右下に自動で返信がされてくるチャット欄が出てきたことはありませんか。
このようにチャットボットは、めざましい活躍を見せています。
次は、チャットボットは具体的にどのような活用がされているかを見てみましょう。
チャットボットを活用しているのは、IT企業だけではありません。
お菓子メーカー、マスコミ、銀行、学校、百貨店、旅行会社など、私たちの身近にある商品を扱う業界、誰もが知っている大企業が多数導入しています。
市場がここ数年で飛躍的に伸びていることからも、想像以上のスピードで普及が進んでいると言っても良さそうです。
チャットボットは知っているけど、今まで使うことに抵抗を感じていた方も、便利さを試してみるのに良い時期がきたと言えるかもしれません。
よくある使われ方として、チャットによる接客、サポート、アシスタント業務などがあります。
企業が次々と導入しているのは、業務を効率化することだけが目的ではなく、消費者の要望に24時間いつでもスピーディーに応えられ、サービスの向上に大きく貢献するからです。
最近、導入が進んでいる不動産業界でも、物件探しから、住みたい街の情報提供、入居後のサポートまでサービスは多彩です。
お部屋探しをしている人にとって、単なる流行りではなく、すでに実用的で頼れる存在になっています。
これほどまでに普及が進む背景には、近年において注目されてきた経緯があります。
2016年、「Facebookメッセンジャー」のチャットボット機能が発表されました。
これを追うように「LINE」や「Twitter」などのSNSもサービスを提供し、身近なものになったのです。
顧客からの評価や満足度を重視する企業は、メッセンジャーアプリを活用し、新しいコミュニケーションをはじめました。
また、ご存じの通り、AIの急速な発展もチャットボットの成長を促進しています。
現在、チャットボットは発展途上中ですが、進化は続いています。
これからますます使い勝手のよい、便利なツールとして期待できるでしょう。
今、お部屋探しをしている人にも、今後、お部屋を探すことになる人にも、チャットボットの利用がおすすめです。
なぜなら、納得のいくお部屋探しは時間のかかるものですが、効率的なお部屋探しができる便利なメリットが多数あるためです。
希望の条件を入力すれば、マッチングした物件をすぐに見つけてくれて便利です。
来店する時間が不要!
膨大な物件のなかから自分で検索する時間と労力も縮小!
疲れるお部屋探しもスキマ時間でできるメリットがあります。
もちろん家族向けのお部屋も探すことができます。
家族間で来店時間が合わせられないときの物件探しにも便利です。
さらに、直接、内見の予約までできるサービスもあり、内見当日は不動産のプロが案内や説明をしてくれます。
AIと専門家による二人三脚で、質の高い接客が受けられるのもメリットですね。
チャットボットは、「LINE」などで使い慣れた画面と似たものも多く、気軽に質問しやすいのも便利なメリットです。
たとえば単身者がはじめてのお部屋探しをするとき、「こんな質問をしたら恥ずかしいかな」と思うことも、チャットなら遠慮なく疑問をぶつけられそうですね。
質問を入力すれば、リアルタイムで回答が届き、メールのように回答を待つといった時間がありません。
また、より複雑な質問やニーズには担当者が代って応対するサービスもあり、安心です。
特別な操作をしなくても、気になる物件を検索すれば、AIが学習し、より精度の高い提案をしてくれるアプリもあります。
今すぐ転居する予定でなくても、気になったときに検索しておくと、自分の希望にマッチングしたお部屋が見つけやすくなるのは、うれしいメリットですね。
お部屋探しに特化したチャットボットには、いくつか種類があります。
どんな種類があるかをチェックして、ぜひ自分に合ったものを活用してみてください。
不動産会社のサイトやアプリに搭載されたAIチャット機能です。
チャットボットからの質問に答えていくと、おすすめの物件を提案してくれます。
会員登録をして利用するチャットサービスで、登録した条件からユーザーに合った物件が紹介されます。
以前、「Facebookメッセンジャー」上でお部屋探しができるサービスがありました。
メッセンジャーで要望を伝えると、物件を提案し、内覧の予定までを決めるという便利なものでした。
多くの人が利用している「LINE」でも、お部屋探しができます。
種類はテキストチャットですから、普段LINEを使っている感覚で気軽に気になる条件を入力すれば、おすすめ物件の提案が返ってきて便利です。
LINE上で友だち登録をするだけで利用が可能です。
新しくアプリをダウンロードしたり、会員登録したりする面倒がないところも魅力ですね。
チャットボットは時間の節約だけでなく、遠方からのお部屋探しにも強い味方です。
また、対人でないことにどこか不安を感じていた方も、不動産の専門家とAIの両方が味方になったお部屋探しができると考えたら、より安心感を持っていただけるのではないかと思います。
これからはスマートで便利、楽しいお部屋探しができそうですね。